第3回まで無料

システム開発入門コース

企画・要件定義・基本設計・詳細設計・実装・テスト・リリース・運用。1 つの案件(総務部の備品貸出システム/利用者 400 人・予算 1,200 万円)を第01回から第30回まで通しで進めて、工程どうしのつながりごと身につけます。上流の判断が下流でどう効くのかを、毎回かならず数字で確かめます。

カリキュラム

全30レッスンを 6 つの章に分けています。第1章から順に進めるのがおすすめです。 ※ 本文の出力はすべて、Python の標準ライブラリだけで書いた小さな計算・作図のスクリプトを実行した結果です(フレームワークも DB も使いません)。コードが読めなくてもレッスンは成立します(出力を読めば足ります)。

Chapter 1 — 案件が始まるまで(第1〜5回)

工程の全体像、プロセスモデルの選び分け、体制と RACI、契約と見積もり、WBS とクリティカルパス。コードを書き始める前に何が決まっているのかを、順番に押さえます。

Chapter 2 — 要件定義(第6〜11回)

現状分析から要件定義書の完成まで。困りごとを数字にし、業務フローの引き継ぎを数え、ユースケースと非機能要件に落として、レビューで合意するところまでを 6 回で通します。

6

現状分析と課題の整理(要望をそのまま機能にしない)

現状分析で、要望と本当の困りごとを分ける方法を扱います。作業量を数字にして費用対効果を計算し、システムで解決する課題と運用で解決する課題を切り分けます。

🔒 ベーシック
7

業務フローの可視化(数えるのは手順ではなく引き継ぎ)

業務フロー(As-Is / To-Be)をスイムレーンで描き、引き継ぎの回数と待ち時間を数える方法を扱います。正常系の裏にある例外の洗い出し方も扱います。

🔒 ベーシック
8

ユースケースと機能要件(主語を利用者にして書く)

要求を機能要件に書き換える方法、ユースケース記述の書き方、要件IDと課題を突き合わせるトレーサビリティの作り方を扱います。

🔒 ベーシック
9

非機能要件(「速いシステム」は要件にならない)

非機能要件を6分類で洗い出し、性能・可用性・データ量を実際の使われ方から数字にする方法を扱います。確かめ方と合格条件までセットで書きます。

🔒 ベーシック
10

要件定義書とスコープ管理(効くのは、やらないことを書いた章)

要件定義書の目次、スコープ外の書き方、曖昧な表現を機械的に検出する方法、変更管理の手順とスコープクリープの計算を扱います。

🔒 ベーシック
11

レビューと合意形成(指摘0件のレビューは成功ではない)

レビューの4つのやり方と使い分け、役割の決め方、指摘の分類、承認の意味と記録の残し方を扱います。レビュー速度と検出率の関係も数字で見ます。

🔒 ベーシック

Chapter 3 — 基本設計(第12〜17回)

外から見える形を決める章。画面遷移・ER図・テーブル・API・アーキテクチャを、同じ 1 つの案件の要件から順に組み立てます。

12

基本設計の全体像(外から見える形だけを決める)

基本設計と詳細設計の境界、基本設計の成果物と誰がレビューするか、要件を画面・テーブル・APIに割り付ける方法、設計判断の記録の残し方を扱います。

🔒 ベーシック
13

画面設計と画面遷移(項目より先に、遷移を決める)

画面一覧を表示回数つきで作り、画面遷移から設計する方法を扱います。画面定義書の書き方、エラーメッセージの文面、一覧と入力の既定値の決め方も扱います。

🔒 ベーシック
14

データモデリング(名詞を並べて、多重度を1つずつ確かめる)

要件から名詞を拾ってエンティティを決め、多重度を両方向の質問で確かめる手順を扱います。サンプルデータを入れて、時間を動かしてモデルの抜けを見つけます。

🔒 ベーシック
15

テーブル設計(正規化してから、必要なぶんだけ戻す)

Excel台帳を正規化する手順、意図的に重複させる場合の判断、制約でデータを守る方法、索引を画面の検索条件から決める方法を扱います。

🔒 ベーシック
16

API設計(URLは名詞、操作はメソッド)

外部インタフェースの棚卸し、URLの付け方、エラーの返し方、CSV連携の仕様と取り込み前の検査を扱います。実際にCSVを読んで壊れ方も確かめます。

🔒 ベーシック
17

アーキテクチャと技術選定(「新しさ」の重みは0)

非機能要件から構成を決める方法、構成の候補を費用と並べて比べる方法、技術選定で重みを先に決める採点のやり方を扱います。

🔒 ベーシック

Chapter 4 — 詳細設計と実装(第18〜22回)

実装者が迷う場所だけを書く詳細設計から、セキュリティ設計、コードレビュー、進捗の測り方、ログ設計まで。作っている最中に効くものを集めた章です。

18

詳細設計(実装者が迷う場所だけ書く)

詳細設計に書くことと書かないことの基準、処理仕様の書き方、境界値の決め方、同時操作で壊れる様子を実際に動かして確かめます。

🔒 ベーシック
19

セキュリティ設計(ボタンを消しても、APIは呼べる)

認証と認可の違い、権限マトリクスの作り方、画面の制御では守れない理由、入力の扱いと秘密情報の置き場所、確かめ方までを扱います。

🔒 ベーシック
20

実装の進め方(完了の定義を、着手前に合わせる)

実装に入る前に決めること、完了の定義、コーディング規約で決めることと人が見ること、コードレビューの観点を扱います。業務ルールが散らばると何が起きるかも実際に動かします。

🔒 ベーシック
21

進捗管理と課題・リスク管理(進捗90%が3週間続く理由)

自己申告の進捗と、完了した機能の数で測る進捗を比べます。バーンダウンでの遅れの検知、遅れたときの4つの選択肢、課題管理表とリスク一覧の作り方も扱います。

🔒 ベーシック
22

エラー処理とログ設計(あとで検索する人のために出す)

ログの水準の決め方、構造化ログと相関IDで1つの操作を追う方法、エラーの分類と捕まえる場所、再試行の判断、障害調査の筋道を扱います。

🔒 ベーシック

Chapter 5 — テストと検収(第23〜26回)

テスト計画・システムテスト・受入テスト・検収。「何を確かめたか」で数え、合格条件を先に決め、GO/NO-GO を判断できる形にします。

Chapter 6 — リリースと運用(第27〜30回)

リリース手順と切り戻し、Excel 台帳のデータ移行、運用と障害対応、そして全30回の総まとめ。作ったあとに続く時間のほうが長い、という前提で組み立てます。

全30レッスンを終えたら、第02回で触れたアジャイルを詳しく見る アジャイルスクラム入門コース や、第23回で別講座に譲ったテスト技法、第21回で外した Git & GitHub 入門コース へ。メンバーシップで全コースが解放されます。