Active Directory の基礎と、NTLM・Kerberos の認証、列挙、よくある弱点(パスワードスプレー・Kerberoasting・委任や ACL の誤設定)の仕組みと検知、横展開と永続化の考え方、そして階層化による防御まで。全30レッスンで、社内ネットワークの中心にある Windows と AD の仕組みと弱点を学びます。例と演習はすべて架空の「株式会社サンプル」と、自分のローカルラボだけを対象にします。
全30レッスンを6つの章に分けています。第1章から順に進めるのがおすすめですが、 気になるところだけ拾い読みしてもかまいません。 ※ 攻撃手法は、仕組みの理解・検知・ハードニングのために扱います。試すのは、自分で立てた検証用のドメインや同意のうえで用意されたセキュリティトラックのラボだけにしてください。
Active Directory は、社内の認証と権限を一手に引き受ける仕組みです。この章では、ドメイン・OU・アカウントとグループ・GPO という基本部品を押さえます。
AD の中核は認証です。古い NTLM と、現在の主役 Kerberos の仕組みを知ることが弱点理解の土台になります。この章では、両者の流れと、認証ログの読み方を学びます。
AD は構造を問い合わせれば多くが見えます。これは攻撃者にとっての下調べでもあります。この章では、許可の範囲での列挙と、その結果を攻撃面として整理する方法を学びます。
AD には、設定や運用から繰り返し生まれる定番の弱点があります。この章では、代表的な弱点を仕組み・検知・ハードニングの三点で捉えます。
AD の怖さは、1 点の侵害がドメイン全体に広がりうることです。この章では、横展開と永続化が「なぜ・どう」起きるかを概念として理解し、検知と防御に落とします。
個別の弱点を潰すだけでは、AD は守りきれません。この章では、階層化・特権アクセス管理・監査という、仕組みで守る設計を学び、トラックを締めます。
全30レッスンで、レッドトラックの主要なコースは一周です。見つけた弱点を相手が直せる形で伝える書き方は 診断レポートの書き方コース、守る側の検知・時系列化は 検知コース で深められます。コースの並びはセキュリティトラックで確認できます。メンバーシップで全コースが解放されます。